母国語以外に第2言語を習得するために勉強をしている人も多いですよね。
最近では第3言語の習得に励んでいる人も多く見かけるようになりました。
国際結婚家庭の我が家の言語習得のための勉強方法や心構え・コツなど、お役に立てばと思いこのカテゴリーを作りました。
お子さんをバイリンガルやマルチリンガルに育てたい親御さんや、ご本人の語学習得のお役に立てば嬉しいです!
言語習得を始める年齢について
「Older is faster, younger is better」という言葉を聞いたことありますか?
言語学についての研究では、大人のほうが早く習得できるけど、子供のほうが優れていると言われています。
これは子供の脳の吸収率を考えれば、もっともなことだなあと思いました。
環境的にバイリンガル・マルチリンガルの子供たちは、生まれた時から2ヶ国語・3ヶ国語をそのまま覚えてるので、いちいち母国語に変換する必要がなく言語を習得しています。
だから発音や言い回しは、ネイティブスピーカーになれるんですよね。
でもそういった環境でない場合は、どうしても母国語に変換するフィルターがかかってしまうんだと思います。
実際に私の場合がそうです。私は生まれながらのバイリンガルではありません。
言語があっちに偏ったりこっちに偏ったりを繰り返してきたタイプなので、多少母国語に変換するフィルターがかかってしまいます。
漢字は書いていないと忘れてしまうし、言葉がミックスされたり偏りが激しいタイプです^^;
パソコンやスマホは漢字に変換してくれるから、私にとって非常に便利なツールです。
偏りが激しいので全てが完璧ではないことがいつもストレスに感じています^^;
でもきちんと勉強を続けることで、複数の言語をキープすることも可能だと思っています。
そんな自分のことも含めて、言語習得のための勉強を始めるのは早い方がいいとは思うけど、私の周りのバイリンガルやマルチリンガルの子供たちを見ていると、小さい時のストレスも大きいと感じています。
その理由は小さい時は言語に種類があることを理解できないため、全ての言語がミックスされて使っているように思います。
ある程度の年齢になると、言語が複数存在していることが理解できて、グンっと言語力が伸びたように思います。
でも語学勉強をサボって母国語ばかりになってしまうと、外国語をどんなに話せていたとしても自然と忘れてしまうんですよね^^;
そういう状況を自分を含めて何度も見てきました。人間の脳って不思議ですよね。
そう考えると勉強を始める年齢よりも大切なことは、勉強を続けていくことだと私は思います。
周りの人のサポート
言語習得をする時に、周りにいる人のサポートがとても重要になると私は考えています。
うちの場合は、日本語・英語・ポルトガル語、この3つの言語が家の中に存在しています。
3つの言語がごちゃごちゃに混ざってる時もあるし、話す相手によって言語を使い分けています。
バイリンガルやマルチリンガルの特徴で、会話に複数の言語が混ざるのは日常茶飯事です。
本人は日本語を話しているつもりなのに、ところどころが英語になっていたり、単語がポルトガル語になっていたりと(笑)
そして子供たちには好きな言語を選ばせていて、語学勉強も強制していません。
だから長男と次男は日本語オンリーなんですよ。
私にとってはポルトガル語が一番苦手で、使わないでいるとどんどん忘れてしまいます。
それにポルトガル語は、簡単なもの以外は書けないし読めません^^;
ブラジルに住んでいる家族とも英語で会話したり、チャットをすることのほうが多いです。
ポルトガル語は同じ単語でも男性と女性では違う単語になるので、話す時も書く時も違うので実に難しい言語なんですよね。
スペイン語に似ていて、ポルトガル語が話せるとスパニッシュもだいぶ理解できるから、勉強するように言われるけど、必要に迫られない環境なのでサボりがちになり一番苦手です^^;
そんな我が家の環境の中で、言語習得をする時に大切だと感じることは、周りの人のサポートがあると習得する早さが断然違うと思っています。
特に家族の中で自分にとっての母国語以外の言語を話す人がいることは、言語を習得するにはもってこいの環境ですよね。
でも日本に住んでいれば、そのような環境である確率は低いのも事実なので、自分が学びたい言語を使える環境に身を置く努力は必要だと思います。
それには家族のサポートや、友達や周りのサポートも大切なことですよね。
周りにいる人間が外国語を話せないなら意味がないと思うかもしれないけど、言語習得をしていることへの理解がある人がそばにいることも大切なことだと思うんです。
外国人と友達になることに偏見を持たれてしまうと、残念で仕方ありません。
理解をしてくれる人がいること、この理解をしてくれる人の存在が、言語を習得するという簡単ではないことを続けていけることに繋がるのではないでしょうか。
もちろん生活する中に多言語がある環境は最強だけど、その環境である確率が低いことが日本では仕方ないとしたら、まずは自分が言語習得のために勉強してることを周りに伝えて知ってもらうこと。
そして理解してもらうことで、毎日勉強を続けていくことのサポートに繋がると思いますよ。
できれば家族も巻き込んで、言語習得のための勉強を一緒にやってみるのもいいですよね。
私がなにを一番言いたいのかというと、一人で続けることは難しいということです。
言語を習得する勉強は一人でしなければならないとしても、続けるためには仲間がいることは重要な要素です。
だから周りに自分にとっての外国語を話す人がいないなら、見つけられるように自分自身が行動することも大切で、それを理解してもらえる環境も大切です。
ブラジルでは知らない人同士でも、バスの待合所なんかで気軽に会話を楽しみます。
そんなフレンドリーなブラジル人は、全く理解できない日本語で話しかけてもニッコリ笑ってくれる人がたくさんいますよ。(場所にもよるけど^^;)
だから気軽に話しかけてみてほしいです。
言語習得をするには、とにかくなにか自分自身が行動をすることで環境も変わってくるのではないでしょうか。

英会話のおすすめ勉強方法とおすすめアプリ!
ここでちょっと英会話の勉強方法について触れたいと思います。
私が実際に使っていて無料でおすすめなのが「Red Kiwi」というアプリです。
いろんな種類のユーチューブ動画(歌・アニメ・会話など)に、英語字幕と日本語字幕を付けて見ることができるんです。
ある程度リスニングができる人には、英語字幕で見ることをおすすめします!
言語は英語・中国語・韓国語が選べます。
日本語が準備中になっていて、使えるようになるのが楽しみです。
ポルトガル語はないから残念だけど、だいたい多くの日本人は英語を勉強したいはずなので、このRed Kiwiはおすすめですよ。
注意点としては、アプリ内課金有りです。
もう一つおすすめしたいのは「スタディサプリ」です。
スタディサプリはいろんなところでコマーシャルを見るから、知っている人も多い有名な英語勉強アプリですよね。
でもこれは月額制のアプリになります。
スタディサプリは月額980円とお安く使える英語アプリですよ。
メリットとして、最初の一週間は全ての機能を無料で使えます。
だからまずは7日間無料で試してみて、自分で続けられそうだと思ったら月額有料に申し込むといいですよね。
定額利用料金以外にお金がかからないところも、安心して使えるアプリだと思います。(教材などの購入もありません)
そして返金対応もしているので注意事項を確認の上、解約することも可能です。
全レベル・全講座を受け放題だから、自分のレベルに合わせて好きな時間にできるのが、このスタディサプリのメリットですね。
発音チェックもしてくれるから、発音に自信がない人にもおすすめですよ!

なるべくお金がかからないで毎日続けられる、自分にあった勉強方法を見つけることも大切だと思います。
おすすめのアプリを見つけたらシェアしていきたいと思います。
毎日続けることの大切さ
そして一番大切なことは、語学は毎日続けることだと思います。
できれば毎日10分でもいいから、習得したい言語に触れることが大切だと思っています。
毎日毎日繰り返すシャドーイングが、絶対に一番効果があると思います。
言語習得している時は自分の成長がなかなか見えないものだけど、毎日勉強を続けることで確実に変わってきます。
毎日続けることは単語を覚えるにもそうだけど、リスニングに関しては断然上達すると思いますよ!
上記で紹介したアプリ以外にも、アマゾンプライムビデオやhuluで洋画をたくさん見てリスニング力の練習をするといいと思います。
huluも月額制だけど、939円(税抜)で洋画も邦画も見放題なので、テレビがない我が家のテレビ代わりになってます(笑)
Amazonプライムビデオにはないけど、huluなら英語字幕で洋画やドラマを見れるのが嬉しいですよね。
このサービスこそリスニングの練習になるんじゃないかと思います。
娘の旦那様Alexはひらがなを習得中
日本語を話せても書くことは難しいよね
その逆も然りポルトガル語
話せても書けないからAlexの気持ちがよくわかるアニメは語学習得の勉強法の一つだと思う😊#語学習得 #ポルトガル語 #英語 pic.twitter.com/i8mnXvaLLJ
— ran.K@私の毎日の楽しみ方 (@ran_cosme) 2019年3月20日
娘の旦那様Alexはひらがなを書く練習をしています。
だいぶ読めるようになったけど、読むと書くとでは日本語の場合まったく違うんで苦労しています。
でも日本語のひらがなの書き順を教えることで、上手に書けるようになったことを発見できました!
こうやって家族でお互いの苦手なところを補って、語学の勉強を楽しんでいます(°▽°)
まとめ
今回は語学勉強について触れてきましたが、自分のためにもこれから気づいたことや勉強方法、そしてお得で使い勝手がいいアプリを見つけたら紹介していこうと思います。
来年2020年は日本でオリンピックも開催されますね。
徐々に国際化していくだろう日本でも、英語の他にも日本語以外の言語が話せることで、人生の選択肢も増えてくると思います。
初めから無理だと決めつけないで、小さいことからコツコツ続けていけば必ず成長するはずです。
お子さんと一緒に勉強することも楽しいと思います。
語学勉強をしている人の参考になれば嬉しいです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。