日本の反対側にある私たちの家族や親戚が住むブラジル。
そのブラジルでは日本とだいぶトイレ事情が違います。
ブラジルのトイレについて写真と一緒にお話ししようと思います。
サンパウロの一般家庭のトイレ
国によってトイレの使い方が違うので注意が必要ですよね。
日本では当たり前だと思っていることでも、海外では全く使い方が違う国も多くあります。
今回はブラジルのトイレの使い方の説明をしていきます。
まずは一般家庭のトイレ事情について説明します。


- シャワーとトイレ
- 洗面所
洗面所の鏡にmãeが写ってますね。
ポルトガル語で、mãe(マィ)はママ、pai(パィ)はパパです。
発音が鼻音化するものがあるので日本人には難しい発音が多い^^;
遠くにいる時に呼ぶ場合は「ママィ〜」みたいに伸ばす感じでかわいいんです。
おばあちゃんはvovó(ヴォヴォ)。
発音は「ヴォヴォ」じゃないと意味が違っちゃうので気をつけましょう。
bobo(ボボ)だと馬鹿になっちゃうんです。
前歯を下唇に当てて(ヴォヴォ)ですよ。
電話の「もしもし」は「Alo(アロー)」。
これは「Hello」に似てるから覚えやすいですよね。
あ、話しが外れました。トイレの話しに戻りましょう。
トイレットパーパーを流しちゃダメ!
ブラジルでトイレを使う時に一番肝心で忘れてはいけないことが、使用したトイレットペーパーをトイレに流さないこと!
日本に住んでいると使ったトイレットペーパーは普通にそのまま流すのが当たり前。
でもブラジルの一般家庭ではトイレットペーパーをトイレにそのまま流してしまうと、トイレが詰まってしまうんです。
日本じゃそんなことをする必要がないから、ブラジルに行った時はついついトイレットペーパーをうっかり流してしまうことがある^^;
意識していないと忘れて流してしまって、何度「あちゃー」となったことやら(笑)
ほんとに笑い事じゃないんです、これ。
1回くらいならいきなりトイレが詰まってしまうことはないけど、できる限り流さないことが基本です。
トイレットペーパーはどうするのか?
じゃあ、「使用したトイレットペーパーはどうするの?」と疑問に思いますよね?
その答えは、トイレに備え付けのゴミ箱が置いてあって、そのゴミ箱に捨てるんです。
うちの場合は足で踏むと蓋が「パカッ」と開くゴミ箱を置いてあります。
そうなると次に疑問、というか心配になるのがニオイですよね?
一日に何度もそのゴミ箱の中身を捨てているから、臭うことはほとんどありません。(蓋を開けた時は多少臭うけど^^;)
各家庭によって多少なりとも事情は違うと思うけど、ほとんど変わらないかな。
日本のトイレは清潔だし不便なところがなくて素晴らしい^^
ショッピングモールのトイレ
次は商業施設のトイレ事情について。
サンパウロのショッピングモールでも使用したトイレットペーパーは一般家庭と同じで、備え付けのゴミ箱へ捨ててトイレに流してはいけません。
サンパウロのショッピングモールは、ほとんど同じような感じになっています。
サンパウロからマリンガ・パラナの親戚のところへ行く時、バス休憩所のレストランでは、トイレの個室に入る前に必要な分のトイレットペーパーを切って持って入ります。
なんと、個室内にトイレットペーパーを設置してないことが場所によってはあるから。
だからトイレの個室に入る前にトイレットペーパーの有無を確認しないと悲惨な目に遭います。
トイレのサイズ日本との違い
その他にはブラジルの便器のサイズは日本より大きい。
理由は想像がつくかと思うけどお尻のサイズが大きいからです。
日本でお尻が大きいと悩んでいる人、ブラジルならぜんぜん小尻!
まとめ
ブラジルサンパウロのトイレ事情のお話でした。
日本ではだいたいどこでもトイレが綺麗で清潔だし、ウォシュレットトイレなどはブラジルの家族が日本に来た時は驚いています。
日本は世界の中でもトイレが綺麗な国のトップに入るはず!
でもサンパウロの家族は綺麗好きだからトイレもいつも綺麗です。
だから嫌だと思ったことはありません。
いわゆる住めば都ってことだろうなあ。
国が違えばいろんな場面でのマナーや生活面での違いが多いのは仕方ないこと。
その国の事情を知っておくことも大切なことですよね。
ブラジルのトイレ事情のことがブラジルへ渡航予定の人や、ブラジルへ移住する人の参考になれば嬉しいです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。